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執筆者の写真うたたね

雨の中を歩く。


昔の人は靴なんてないし、

傘もない頃は、

藁みたいなのを背をって

雨をしのぎつつ峠を越えて…


コンクリートでない

土の上を

この雨の中を歩いていたんだよな…


なんて


抹茶ババロア色の合羽と

黒豆色の長靴を履き、


傘をさす私は

軟弱になった者だと

むかしむかしに想いを馳せる。




雨が降ったり

やんだりの季節。


いつもは気が付かない事に

目が留まったり、


雨の音で

静かな世界に身を委ねたり。



こんな日は皆さん

外には出ないかなと思いつつ、



雨の音の中、

今朝もせっせっと

お菓子を焼きます。




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