
雨の中を歩く。
- うたたね
- 2021年7月1日
- 読了時間: 1分
昔の人は靴なんてないし、
傘もない頃は、
藁みたいなのを背をって
雨をしのぎつつ峠を越えて…
コンクリートでない
土の上を
この雨の中を歩いていたんだよな…
なんて
抹茶ババロア色の合羽と
黒豆色の長靴を履き、
傘をさす私は
軟弱になった者だと
むかしむかしに想いを馳せる。
雨が降ったり
やんだりの季節。
いつもは気が付かない事に
目が留まったり、
雨の音で
静かな世界に身を委ねたり。
こんな日は皆さん
外には出ないかなと思いつつ、
雨の音の中、
今朝もせっせっと
お菓子を焼きます。

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